三井住友銀行カードローンの金利の計算方法

「銀行のカードローンなら金利が安いから安心」そう思っている方が多いようです。

三井住友銀行カードローンは、金利が十数%以上となるため、利息の負担は大きなものになります。

まずは、現在の返済額と利息のバランスをきちんと見つめ直して、完済までに長くかかってしまうようであれば、金利の引き下げを検討されてはいかがでしょうか。

三井住友銀行カードローンの金利の計算方法

三井住友銀行の写真

三井住友銀行カードローンの金利と限度額

三井住友銀行カードローンは、金利ではなく金利となるケースが多いです。

そのため50万円のキャッシングをしたら、金利は年14.5%とされます。

借入限度額 金利
100万以下 年12.0%〜14.5%
101〜200万円 年10.0〜12.0%
201〜300万円 年8.0%〜10.0%
301〜400万円 年7.0〜8.0%
401〜500万円 年6.0%〜7.0%
501〜600万円 年5.0%~6.0%
601〜700万円 年4.5%〜5.0%
701〜800万円 年4.0%〜4.5%

このように三井住友銀行カードローンは、限度額に応じて金利が設定されています。

三井住友銀行カードローンの金利の計算方法について

利息の計算方法 借入残高×実質年率÷365日×貸付期間日数=利息

50万円を1ヶ月借入した場合(金利14.5%)

50万×14.5%÷365日×30日= 5,958円(利息額)

毎月の返済額から利息額を引いた残金が、元金へと充てられていきます。

10,000円(返済額)−5,958円(利息)=4,042円(元金へ充てられる金額)

このモデルケースでは、利息額が元金に充てる金額を上回ってしまうため、返済期間が長くなる傾向にあります。

早期完済を目指すのであれば、元金に充てる割合を増やさなければなりません。

三井住友銀行カードローンの返済計画表

三井住友銀行カードローンは、返済期間が長くなれば長くなるほど返済総額が増えていきます。

返済期間(回数) 返済額 返済総額
10万 1年以内(11回) 10,000円 107,227円
30万円 1年以内(12回) 28,000円 323,251円
2年以内(24回) 15,000円 345,465円
3年以内(34回) 11,000円 366,143円
50万円 2年以内(24回) 25,000円 575,781円
3年以内(32回) 19,000円 605,386円
4年以内(48回) 14,000円 658,347円
100万円 3年以内(36回) 35,000円 1,234,058円
4年以内(48回) 28,000円 1,316,732円
5年以内(59回) 24,000円 1,398,948円
利息額よりも元金に充てる金額が上回っているのが理想

カードローンは、返済を重ねていくことでいずれ完済できますが、具体的にいつまでに完済するのか計画を立てて、利息と返済額のバランスを確認することが大切になります。

たとえば、50万の借入をして毎月の返済額が10,000円だった場合、最初のうちは元金よりも利息額が上回ります。

三井住友銀行の返済計画表の画面

つまり、利息額が元金に充てる金額を上回ると、返済をしているにもかかわらず、ほとんど元金が減っていない状態に陥るのです。

利息・元金の順に充当されていきますので、最初のうちはほとんど元金が減らずに利息しか支払えていない状態になります。

この状態を脱却するには、最初のうちになるべく多い金額を返済するほかありません。

とはいえ、お金を借りるほどの状態にあるわけですから、返済に充てたいと思っていても中々難しい状態にあると思います。

毎月の返済額はいくら?

三井住友銀行カードローンは、最低返済額が2,000円からとなっています。

しかし毎月2,000を返済すれば良いというわけでなく、借入残高に応じて毎月の返済額は決定されます。

毎月の返済額を調べたい場合は、下記の記事も合わせてご覧ください。

三井住友銀行カードローンの毎月の返済額は?繰り上げ返済はいつからいつまで?

三井住友銀行カードローンの毎月の返済額について紹介しています。返済額の確認方法が分からない場合は、参考にしてください。

三井住友銀行カードローンの金利と利息を引き下げるコツ

三井住友銀行カードローンの金利と利息を引き下げるコツ

三井住友銀行カードローンで金利を下げる方法は、大きく分けて2つあります。

三井住友銀行の金利を下げる方法
  • 限度額の増枠で金利を引き下げる

上述のいずれかの方法で、金利を引き下げられるかもしれません。

限度額の引き上げは借入額が増えてしまうので要注意

三井住友銀行カードローンで限度額を引き上げれば、優良顧客として金利を下げてもらえるケースがありますが、同時に借入額が増加することになるので、返済を優先させたい人には現実的な方法ではありません。

限度額の増枠は、今よりも借りたい人にとっては良い方法といえますが、そうでない人には不向きです。

三井住友銀行カードローンの限度額の増額について下記の記事で紹介しています。そちらも合わせてご覧ください。

三井住友銀行カードローンの増額審査のポイント|限度額の増枠について

この記事では、三井住友銀行カードローンの増額審査の時間や在籍確認について解説しています。三井住友銀行カードローンは増額案内が届いていれば限度額の増額申請が可能です。

消費者金融の借り換えで金利が下がる!?

消費者金融の借り換えは、貸金業法により「顧客に一方的に有利となる借り換え」と定められているため、今よりも金利が下がるローンプランの提案がされます。

つまり、三井住友銀行から消費者金融の借り換えプランを利用することで、確実に金利が下がるわけです。

アイフルであれば、金利12.0%までの引き下げに対応してもらえるだけでなく、証書貸付により総量規制を超えたキャッシングも可能となります。

アイフルは、webにオペレーターさんに電話をして「借り換え希望」という旨を伝えると、金利引き下げについての借り換えについての詳しい案内がされ、積極的な融資をおこなってくれます。
債務整理は後日のデメリットが大きくなりますので、少しでも早く完済したいのであれば、より低金利のカードローンへ借り換えするのがベストです。

アイフルの貸付条件

商号 アイフル株式会社
登録番号 近畿財務局長(14)第00218号
貸付利率 3.0%~18.0%(実質年率)
遅延損害金 20.0%(実質年率)
契約限度額または貸付金額 800万円以内(要審査)
返済方式 借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式
返済期間・回数 借入直後最長14年6ヶ月(1~151回)
担保・連帯保証人 不要