郵便局でお金を借りる!ゆうちょ銀行で借り入れする

私たちの暮らしに最も身近な郵便局なら、お金を借りるときに得られる安心感も大きいのではないでしょうか。

郵便局は全国に約2万4000局あり、「儲けること」を前提としない経営方針から地元の人々に親しまれています。

郵便局の画像

ゆうちょ銀行には、定期預金等に預け入れをしていると、通常預金の残高が不足したときに自動的に融資が受けられる「自動貸付け」という大変便利なサービスがあります。

具体的には、総合口座で管理する定額貯金や定期貯金を担保に、安い金利でお金が借りられるというものです。

郵便局の「自動貸付」を利用してお金を借りる方法

ゆうちょ銀行では、下記のいずれかを担保にお金が借りられます。

郵便局の自動貸付け

自動貸付のイメージ画像

  • 【貯金担保自動貸付け】
    定期預金と定額預金を担保に最大300万までの借り入れが可能
  • 【国債等担保自動貸付け】
    国債を担保に最大200万までの借り入れが可能
  • 【財産形成貯金担保貸付け】
    財産形成貯金を担保に最大300万までの借り入れが可能

これらは、「ゆうちょ銀行ATM」ないし「窓口」で手続きがおこなえます。

ゆうちょ銀行の自動貸付は審査なし

基本的に、ゆうちょ銀行の自動貸付はカードローンのような審査がありません。

ゆうちょ銀行の口座の画像

いずれの貸付けにおいても、ゆうちょ銀行の通常預金を持っているだけでは不十分です。

通常預金のほか、担保となる定期預金や定額預金での預け入れ、個人向け国籍の発行があることが前提条件とされています。

ゆうちょ銀行の「貯金担保自動貸付け」の担保とするものは、次のとおりです。

貸付けの担保とするもの
・担保定額貯金または担保定期貯金

ゆうちょ銀行の自動貸付けに該当する担保となるものがあれば、19歳などの未成年者でも借り入れが可能です。

定期預金・定額預金を担保に借りる

担保定額預金のイメージ画像

貯金担保自動貸付けは、郵便局の総合口座で管理する担保定額貯金(定額預金)や担保定期貯金(定期預金)を担保に、預けている金額の90%相当額を限度とし、1つの通帳につき300万円までのお金が借りられます。

たとえば、ゆうちょ銀行の定期預金に10万円の預け入れがあれば、9万円までのお金が借り入れできるというものです。

通常貯金の残高を超える引き出しがあった場合においても、その不足分が自動的に貸し付けされます。

貯金担保自動貸付けの金利について

金利は、定額貯金なら「返済時の約定金利(%)+0.25%」、定期貯金なら「預入時の約定金利(%)+0.5%」。いずれの借り入れにおいて金利1%未満となります。

定期預金を担保に10万円の借り入れをしても金利は年0.51%になり、大変金利が安く利用しやすい内容となっています。

※約定金利…定額貯金・定期預金のいずれにおいても0.010%とされています。(2017.9月調べ)

貯金担保自動貸付けの詳細

借入限度額 預入金額の90%以内(通帳1冊につき300万まで)
貸付期間 最大2年
金利 定額預金:「返済時の約定金利(%)+0.25%」
定期預金:「預入時の約定金利(%)+0.5%」
返済方法 通常預金に預け入れすると自動的に返済される
担保とするもの ゆうちょ銀行の定期預金もしくは定額預金

      

国債を担保に借りる

国債等担保自動貸付けは、郵便局・ゆうちょ銀行の総合窓口で管理する国債を担保に、額面金額の80%相当額を限度とし、一人につき200万円までの借り入れがおこなえます。

先ほどの貯金担保自動貸付けと同様に、通常預金の現在高を超える引き落としがあった場合において、その不足分が自動的に貸し付けされます。

国債等担保自動貸付けの金利について

国債等担保自動貸付けの金利は、「貸付時における預入期間1年の定期貯金の約定金利(%)+1.700%」とされいます。

なお現在の当該金利は「0.010%」となるので、これに1.700%をプラスした年1.71%で借り入れがおこなえます。

銀行カードローンの金利平均は年15.00%ですから、ゆうちょ銀行なら10分の1の金利で借り入れが可能ということです。

国債等担保自動貸付けの詳細

借入限度額 個人向け国債の80%以内(一人につき200万まで)
貸付期間 最大1年
金利 貸付時における預入期間1年の定期貯金の約定利率(%)+1.70%
返済方法 通常預金に預け入れすると自動的に返済される
担保とするもの ゆうちょ銀行の利付国債もしくは個人向け国債

財産形成貯金を担保に借りる

財形成貯金担保貸付けは、ゆうちょ銀行の総合窓口で管理する財産形成貯金(財産形成定額貯金、財産形成年金定額貯金、財産形成住宅定額貯金)を担保に、預入金額の90%相当額を限度とし、最大300万円までのお金が借りられます。

財産形成貯金担保貸付けの金利について

財産形成貯金担保貸付けの金利は、「返済時の約定利率(%)+0.25%」になります。

なお、現在の約定利率は「0.010%」となり、これに0.25%をプラスしても金利は年0.26%です。

財産形成貯金を担保にお金を借りた場合においても金利1%未満となり、大変利用しやすい内容になっています。

財形成貯金担保貸付けの詳細

借入限度額 預入金額の90%以内(一つの契約につき300万まで)
貸付期間 最大2年
金利 返済時の約定利率(%)+0.25%
返済方法 通常預金に預け入れすると自動的に返済される
担保とするもの 財形定額貯金、財形年金定額貯金、財形住宅定額貯金のいずれか1つ

ゆうちょ銀行「自動貸付」の必要書類

  • 本人確認書類
  • 通常
  • 印鑑(念のため)

ゆうちょ銀行の自動貸付けを利用する際に、本人確認書類の提示を求められるケースがあります。

確実に必要というわけではないのですが、二度手間になってしまうといけないので、借り入れをする際には、本人だと確認できる書類を持っていくといいでしょう。

なお基本的に印鑑を用意しておく必要はありませんが、こちらも念のために持っていくと確実です。

ゆうちょ銀行ATMと郵便局の営業時間

自動貸付けを受ける際は、下記の営業時間内でおこないましょう。

ゆうちょ銀行 郵便局 出張所(スーパー・駅)
月〜金曜日 8:00〜21:00 9:00〜17:30 9:00〜21:00
土曜日 9:00〜19:00 9:00〜12:30 9:00〜21:00
日曜祝日 9:00〜19:00 9:00〜17:00 9:00〜21:00

※年末年始は、1月2日・3日となり祝日扱いとされます。

郵便局でお金を借りる注意点

郵便局でお金を借りる注意点

担保となるものが必要

郵便局の自動貸付けで借り入れするには、担保となるものが必要となります。

郵便局が定めた定額預金や国債などの担保となるものの用意があれば借り入れが可能となりますが、そうでない場合においては残念ながら郵便局で借り入れできません。

通常の口座を持っているだけでは融資が受けられませんので、ご注意ください。

貸付期間内に返済されなかった場合は担保から払い戻しされる

自動貸付けによる借り入れは、返済期限が定められています。

この期限を過ぎて返済がおこなわれなかった場合は、担保とした定額預金や国債から不足分が引き落としされます。

とくに国債は、市場金利が上昇しているにもかかわらず売却されてしまうとせっかくの投資が無駄になってしまう恐れがあります。くれぐれも返済期間内に完済するよう心がけましょう。

実際にはゆうちょで借り入れするひとは少ない

実際にはゆうちょで借り入れするひとは少なく(担保が必要なため)、ゆうちょのカードローン(したく)を利用する人が多かったのですが、カードローン(したく)が2018.10月で新規受付ができなくなりました。

(ゆうちょのカードローン(したく)は、スルガ銀行のローン契約を媒介しているだけで契約自体はスルガ銀行になります。)

そのため、現在では無担保で借り入れできる一般的なカードローンを利用する人が多いです。

楽天銀行 107名 21.4%
その他 63名 12.6%
プロミス 60名 12.0%
ジェーシービー(JCB) 40名 8.0%
アコム 31名 6.2%
ゆうちょ銀行の定期預金や定額預金など。担保となるものがない場合は、残念ながら郵便局でお金が借りられません。

郵便局での借り入れが難しい場合は、無担保に借り入れできるカードローンを検討されてはいかがでしょうか。