消費者金融アローは審査が甘いって本当なの

株式会社アローは、名古屋市中川区に本店を置く、中小規模の消費者金融になります。

ブラックでも借りれる消費者金融として名前が挙がりやすいアロー。

アローは、債務整理後でも審査に通るという有名な噂がある正規貸金業者です。

では、本当にブラックでも審査に通過するのでしょうか。

この記事では、アローの「審査基準」と「申し込みの流れと在籍確認」について紹介しています。

アローの基本スペック

金利 融資額 利用対象
15.00%~19.94% 200万円まで 20歳〜70歳まで
審査時間 即日融資 web完結
最短45分 ×

消費者金融アローの審査は甘い?利用者の口コミを元に審査基準を判別

残念ながら、アローの審査基準は公開されていません。

しかし実際に借りた人の口コミをみれば、アローの審査難易度が推測できます。

結論から言いますと、ブラックでも借りられるという噂は本当だといえます。

債務整理後でも審査に通過する!?

アローは業界内で、債務整理直後でも審査に通過するという有名な噂があります。

アコムやレイクなどの消費者金融でお世話になって、任意整理をした後にアローの審査に通ったという実例がいくつかあるほどです。

通常、5年を経過しないと審査に通してもらえないところ、個人信用情報にブラック記録が残っていても審査をしてもらえます。

審査に通るかどうかは申し込みをしてみないと分かりませんが、前向きに融資を検討してもらえることは確かです。

学生でもOK!未成年者は不可

学生でもアルバイトなどで安定した収入があれば、融資が期待されます。

2chなどを見るとアローは未成年でもOKという記載がありますが、未成年者は借りられないのが正解になります。

未成年者は、法的に後から契約のキャンセルができてしまうため、さすがのアローもリスクを冒してまで貸したくないようです。

絶対に借りれる消費者金融なのか!?

アローはブラックの最終砦といわれています。

しかし、誰これ構わずお金を貸してもらえるわけではありません。

アロー側も、法律は守りたいと考えていますし、貸したお金は回収したいと考えています。

ブラックでも借りれるのは事実だと思いますが、あくまで回収できる見込みがある方のみです。

当然ながら、アローで審査に落ちるケースだってあります。

「否決になると連絡がこない」という口コミが多数ある

アローの口コミを見ると、否決になると連絡がかかってこないという声が数多く見受けられます。

審査時間は最短45分で、遅くとも翌日には審査結果がわかります。

恐らく2〜3日経過しても音沙汰がない場合は、審査に落ちた可能性が高いでしょう。

ただ、土日祝日は休業しているので、それで審査結果が返ってきていないだけの場合もあります。

アローで審査落ちするのは、こんな人

アローの公式サイトには、次のように契約できない人の記載があります。

・未成年及び71歳以上の方はご契約出来ません。
・健康保険未加入の方はご契約出来ません。
・無職の方はご契約出来ません。
・現在、他社のご返済が遅れている方はご契約出来ません。
・自営業者の方で確定申告等年収証明が提出できない方はご契約出来ません。

ブラックでも借りられるとはいえ、社会的な信用が著しく低い方は契約してもらえないようです。

しかし逆をいえば、これらの条件さえ満たしていれば審査通過が見込めることになります。

現在、他社の返済が遅れている方はNGとなっていますが、言い換えれば過去の延滞した金融ブラックの情報はスルーしてもらえると捉えることもできます。

アローは、やはり金融ブラックの方に寛大な印象があります。

消費者金融アローの審査の流れと在籍確認について

消費者金融アローの審査の流れと在籍確認について

web申し込み

アローは、電話申し込みを受け付けていません。web申し込みが基本になります。

在籍確認の電話連絡

在籍確認の電話連絡は、担当者の個人名にておこなわれます。

電話にて審査結果が伝えられる

早ければ45分、遅くとも翌日には審査結果が分かります。審査に時間がかかり過ぎている場合は、審査落ちしている可能性が高いです。

契約書類が郵送される

審査に通過すると、自宅あてに契約書類等が送られてきます。

この書類に記入・捺印して、指定された必要書類(身分証明書や収入証明書など)と合わせて返送していきます。

口座にお金が振り込まれる

契約書類がアロー側に届き次第、口座にお金が振り込まれるようになっています。

申し込みから口座にお金が振り込まれるまで約1週間近くかかります。

在籍確認の電話連絡は必ずある

アローに問い合わせたところ、「在籍確認の電話連絡は必ずおこなう」とのことでした。

勤務先への電話連絡は絶対で、担当者の個人名にて職場へ連絡がかかってきます。

電話対応をしてくれた人は、とても感じが良い女性で、中小貸金業者とは思えない印象です。

しかし中には、「対応が悪かった」という口コミもあるので、人によって意見が分かれるかもしれません。

個人的には、聞きたい質問にすべて明確に答えてもらえたので、当たりの業者だと思えました。

アローは即日融資に対応していません

アローは、審査結果が最短45分でわかるものの、即日融資には対応していません。

書類のやり取りに時間がかかり、たとえば水曜日に申し込みをした場合、翌週の月曜日に融資が受けられます。

借り入れまでに1週間はかかると思っておいたほうがいいでしょう。

アローのその他のポイント

アローはフリーローンで1度きりの借り入れ

アローは、1度借りたらずっと返済を続けていく「フリーローン」のタイプになります。

フリーローンは、カードローンと違って利用限度額内の借り入れが何度もできません。

追加で融資を受けたい場合は、再審査を受ける必要があります。

しかしアローは、既に大手では借りられないような方が利用する金融機関なので、再審査に通過する可能性が少ない印象です。

後からお金が必要にならないよう、借入の際に多めにリクエストしておくのが良いと思います。

増額融資は可能

アローは、増額融資が可能です。

増額審査は、もう一度ゼロの状態から審査をしていくので、初回の審査とほぼ同じ手順ですすんでいきます。

審査時間も同様の45分程度と考えていいでしょう。

身分証明書の提示は省かれるケースが多いですが、必要であれば収入証明書の提出を求められることがあります。

増額審査の際に、在籍確認はおこなわれないケースが多いのですが、金融マンに必要だと判断されれば再び職場に連絡がかかってきます。一概に在籍が無いとは言い切れません。

総量規制以上の借り入れOK

「貸金業法に基づく借換ローン」というプランを利用すれば、総量規制を超えたキャッシングが可能です。

アローは、通常の「フリープラン」の他に、「貸金業法に基づく借換ローン」というローンプランがあります。

貸金業法に基づく借換ローンは、大手消費者金融アイフルやプロミスなども取り扱っているローンプランで、年収の3分の1を超えた借り入れがあっても審査申し込みができます。

世間からは、総量規制の例外貸付けという呼ばれ方もされており、政府から特別に認められた借り入れ方法になります。

通常のフリープランでは総量規制以上の融資が受けられませんので、注意する必要があります。

アローのメリット・デメリット

アローのメリット・デメリット

メリット

  • 最短45分、遅くとも翌日には審査結果がわかる
  • 債務整理直後でも融資が期待できる
  • ブラックでも審査申し込みが可能
  • 総量規制以上の融資にも対応してもらえる

デメリット

  • 審査落ちすると連絡がこないケースがある
  • 融資までに1週間近くかかる
  • 在籍確認の電話連絡がおこなわれる
  • フリーローンで、追加融資には再審査が必要

アローはヤミ金?取り立ての心配は?

アローは、国から許可をもらって金融業を営んでいる正規の金融業者になります。

下記のように、政府から登録番号が発行されているため、ヤミ金ではないことが分かります。

アローの画像

協会員番号 日本貸金業協会会員番号第005786号
登録番号 愛知県知事(3)第04195号

ヤミ金業者は、政府から許可を得ずに違法で金融業を営んでおり、アローのようなサラ金業者とは全くの別物になります。

法的に取り立て行為が禁止されているため、金融庁から認められているアローでは絶対にありません。

アローから取り立てされた、という口コミも一切ありませんでした。

しかしヤミ金は、取り立て行為はもちろん、高金利の貸付けまである違法行為のオンパレードです。

アローを名乗った違法業者に要注意

最近では、有名な「アロー」の名前を勝手に使ったヤミ金業者も増えています。

自宅ポストに入っていたり、携帯にアローを名乗る電話がかかってきたら注意してください。

基本的に金融業界では、こういったプライバシーに影響するような営業行為も禁止されています。

「090」からはじまる番号で、アロー名を名乗って電話がかかってきたら、ヤミ金である可能性が高いでしょう。

アローの貸付条件

融資額 実質年率 利用対象
200万円まで 15.00%~19.94% 満20歳以上70歳以下
遅延損害金 返済期間 返済方式
年19.94% 最長15年以内 残高スライドリボルビング
担保・保証人
不要
アローは、最短45分で審査結果がわかるものの、融資までに1週間近くかかります。

アローは既に大手消費者では借りられない人向けの金融機関です。

特別にアローを利用する理由がないのなら、大手消費者金融アコムのようにスピード融資に対応しているカードローンを検討されてはいかがでしょうか。