奨学金とクレジットカードは他社借入扱いにならない?申告する必要は?

奨学金とクレジットカードは他社借入扱いにならない?

消費者金融や銀行カードローンなどの審査では、奨学金とクレジットカード(ショッピング枠・リボ払い)は他社借入扱いにならないため、申告する必要はありません。

奨学金による借り入れやクレジットカードのリボ払い・ショッピング枠の利用がある場合でも、他社からの借入状況は「0件0円」と入力していきます。

クレジットカードのリボ払いやショッピング枠は他社借入に含まれませんが、クレジットカードの現金化はキャッシング扱いになるため、他社借入として申告する必要があります。その点のみご注意ください。

奨学金とクレジットカードは他社借入として扱われません

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奨学金とクレジットカードは他社借扱になりません

「カードローン他社お借入状況」を入力する際に、奨学金やクレジットカードのリボ払いなどは他社借入として扱われませんので、申告しなくても問題ありません。

奨学金やクレジットカードの利用がある場合でも、借入が無いと判断されますので「0」を入力していきます。

なぜ奨学金やクレジットカードを申告する必要が無いの?

奨学金やクレジットカード(リボ払い・利用枠)を申告する必要が無いのは、「借入限度額に影響しない」という理由が挙げられます。

たとえば奨学金により600万円の貸付を受けていたとしても、消費者金融なら年収の3分の1、銀行なら年収の2分の1から年収の3分の1まで、お金が借りられます。もちろん、クレジットカードでも同様です。

借入限度額に影響しないものは申告する必要がない

借入限度額への影響がないものは、他社借入として申告する必要がないと理解しておくと分かりやすいのではないでしょうか。

これを理解しておけば、消費者金融で他社借入の状況を入力するときに、「銀行での借入」は総量規制から除外されて借入限度額に影響しないため、申告する必要がないことも合わせて明確になると思います。

消費者金融と銀行カードローンの他社借入について下記の記事で紹介していますので、合わせてご覧ください。

消費者金融の他社借入額に銀行カードローン残高は含む?含まない?

この記事では、消費者金融のキャッシング審査で他社借入として銀行カードローンを含むか含まないのかについて解説しています。他社借入額や件数をどこまで申告すれば良いのか分からない人は要チェック!

【要注意】奨学金やクレジットカードの滞納は審査に影響する!

奨学金やクレジットカードの滞納は審査に影響する!

クレジットカードや奨学金は、他社借入として申告する必要はありませんが、滞納や延滞があるとそれが原因で審査に落ちてしまうケースがあります。

奨学金の滞納は審査に影響する

奨学金のイメージ画像

以前まで奨学金は、滞納をしても延滞者として個人信用情報機関へ登録されることがなかったのですが、2008年11月よりその方針が変わり、延滞者として延滞情報が提供されるようになりました。

次に該当される方は、奨学金の滞納があると延滞者扱いになり、ブラックリスト入りしている可能性がありますので、ご注意ください。

現在奨学金を返還されている方は、延滞3か月以上の場合に個人信用情報機関に個人情報が登録されます。
新たに返還を開始する方は、返還開始後6か月経過時点で延滞3か月以上の場合に登録されます。登録の判定は返還開始から6か月が経過してから、毎月行われます。

このように日本学生支援機構(JASSO)に詳しい記載がありますが、3ヶ月以上滞納をした場合に、個人信用情報機関に延滞者として登録されてしまいます。

延滞者として登録されると最大5年間その記録が残り、カードローン等のあらゆるローン審査に通りづらくなります。

クレジットカードの利用停止の経験があると審査に落ちやすい

手持ちのクレジットカードが利用停止された経験はありませんか。

有効期限切れや利用限度額いっぱいまで使ったという理由であれば問題ありませんが、それが返済の滞納だった場合は、カードローン審査に落ちてしまう可能性が高いといえます。

1日の返済の遅れでも延滞者扱いになる

奨学金は、3ヶ月以上の滞納で延滞者として扱われますが、クレジットカードは1日の返済の遅れでも延滞者扱いになるケースがあることを理解しておくといいでしょう。

クレジットカードは、一定期間返済がおこなえていないと利用停止され、支払いを済ませればクレジットカードの利用を再開することができますが、延滞者として個人信用情報機関へ登録されてしまいます。

延滞者としての記録が残っていると、奨学金と同様にカードローンの審査に不利な影響を与えます。

延滞者は最大5年間、カードローン審査に不利になる

奨学金やクレジットカードの滞納で、延滞者として扱われると最大5年間その情報が個人信用情報機関の記録に残されます。

情報が残されている期間内は、クレジットカードの発行ができなくなったり、カードローン審査に通りづらくなったりすることがあります。

クレジットカードの支払いを滞納したが運良く登録されなかったという事例もありますので、一概に延滞したら必ずローン審査に通過しなくなるとは言い切れません。

延滞者として登録されている可能性がある場合でも、まずはカードローン審査を受けてみて自身の信用力を試してみるのも有りだと思います。

カードローンの審査について下記の記事で詳しく紹介していますので、そちらも合わせてご覧ください。

カードローンの審査基準をわかりやすく解説!審査に通るためのポイント

カードローンの審査基準をわかりやすく解説しています。キャッシングの審査に通りやすい人・通らない人の特徴から、他社借入は審査に不利になるのかなど。※審査時間の早いおすすめのカードローンも紹介!

奨学金やクレジットカードが他社借入額に影響するケース

奨学金やクレジットカードが他社借入額に影響するケース

奨学金やクレジットカードは、審査への影響はあるものの、カードローンの他社借入額には影響しません。

これらで100万円あるいは600万円の利用があったとしても、カードローンでの借入額に差異はありません。

基本的には、奨学金やクレジットカードの利用額は、カードローンの他社借入額に影響しませんが、次のケースに該当される方はカードローンの借入限度額に影響を及ぼす可能性があります。

年間のローン返済額が年収の50%を超える場合

年間のローン返済額が年収の50%を超えると、既に返済能力の範囲を超えていると判断され、審査に大きく影響します。

たとえば年収300万円で、住宅ローンや奨学金、自動車ローンなどの借入により年間のローン返済額が150万円近くあると、カードローンで借入できる金額がぐっと軽減されることがあります。

クレジットカードの現金化を利用している

一括りにクレジットカードといってもその活用方法は多岐に渡り、キャッシング枠やショッピング枠(リボ払い・分割払い・ボーナス払い・後払い)などの機能が分かれています。

クレジットカードの「ショッピング枠」の利用は他社借入額に影響しませんが、「キャッシング枠」の利用は他社借入額に影響します。

クレジットカードのキャッシング枠の利用がある場合は、カードローン審査のときに他社借入として申告する必要があり、借入限度額に影響することを理解しておくといいでしょう。

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